新しい単語帳を買って、一生懸命覚える。テストでは満点が取れる。 でも、2週間後に英会話の中でその単語を使おうとすると……出てこない。

「あんなに頑張ったのに」 「自分はやっぱり記憶力が悪いんだ」 「語学の才能がないのかもしれない」

そう落ち込んでしまったことはありませんか?

でも、安心してください。それは、あなたの脳がごく正常に働いている証拠なのです。

脳は「忘れる」ようにできている

19世紀の心理学者ヘルマン・エビングハウスは、記憶について少し残念な事実を示しました。有名な「忘却曲線(ぼうきゃくきょくせん)」です。復習をしなければ、およそ20分で学んだことの約4割を、そして1日で約7割を忘れてしまう、というものです。

なぜそうなるのでしょうか。忘れることは、故障ではなく、役に立つ「フィルター」です。脳は重要でないと判断したものを積極的に手放します、すれ違った人の顔も、今日のレシートの金額も、いちいち覚えている必要はありません、そうすることで、大事なことが雑音に埋もれずにすみます。何が長期記憶に残るかは、どれだけ注意を向けたか、そして脳がどれだけ大事だと判断したかに大きく左右されます。

困ったことに、脳は「来月使う英単語」と「道端の看板」の重要度の違いを、そのままでは見分けられません。実際に使い、復習して「この単語は大事だ」と示してあげないと、看板と同じように手放してしまうのです。

脳をダマして記憶する技術(SRS)

では、どうすれば脳に「この単語は捨てちゃダメだ!大事なんだ!」と認識させることができるのでしょうか?

有効な方法の一つは、「忘れかけた頃に、もう一度見る」ことです。これを「間隔反復(Spaced Repetition System = SRS)」と呼びます。

植物の水やりを想像してみてください。 毎日大量に水をあげても根腐れします。逆に、月に一回しかあげなければ枯れてしまいます。 「土が乾きかけたタイミング」で水をあげ続けることで、植物は深く根を張ります。

記憶も同じです。 「あ、なんだっけこの単語…」と思い出そうとして、思い出した瞬間に、記憶は脳の奥深く(長期記憶)に定着します。

週1回のレッスンの落とし穴

多くの英会話スクールや独学では、このタイミングが無視されがちです。 第1週に「旅行の英語」をやり、第2週に「レストランの英語」をやる。第1週の内容は復習しないまま進んでいく。 これでは、新しい水を入れるそばから、古い水がこぼれていくだけです。

忘れないための「仕組み」を作る

スターフィッシュ英会話教室の新コース「1日国内留学・集中コース」では、8時間をただのおしゃべりで終わらせません。

スケジュールの合間に「定着タイム」という特別な時間を設けています。 ここで、午前中にあなたが間違えた単語や言えなかった表現をピックアップし、このタイミングを合わせた復習の考え方に基づいた、あなただけの復習カードを作成します。

気合いで覚えるより、「忘れない仕組み」を一緒に作る。 それが、英語力を伸ばす助けになります。

もう、「忘れるための勉強」はやめませんか?

1日1名様限定のコースだからこそ、あなたの脳のクセに合わせた対策が可能です。