辞書アプリの話(正直な感想つき) — 学習者として、教える立場として —
英語を勉強していると、 「これって自然?」 「他の言い方はある?」 と迷うことがよくあります。
これは、生徒さんだけでなく、私自身も同じです。 私は英語を教えていますが、同時にずっと言語学習者でもあります。
だから今日は、 私が実際に使ってきた(または見てきた)辞書アプリについて、正直な感想をお話ししたいと思います。
私が大好きな辞書アプリ:Takoboto(日本語学習用)
まず少し、英語ではなく日本語学習の話をします。
私は Takoboto という辞書アプリが本当に大好きです。 理由はシンプルで、とにかく学習者のことをよく考えて作られているからです。
Takobotoの好きなところ
- 情報が多いけど、見やすい
- 活用形や例文が分かりやすい
- 単語をそのまま Ankiのフラッシュカードにしやすい
- 「調べて → 学習する」流れが自然
残念ながら、 日本人が英語を学ぶための辞書で、Takobotoと同じレベルのものは今のところありません。
これは本当に残念だな、と思っています。
LogoVistaの辞書について(Wisdom / Genius など)
Wisdom や Genius など、LogoVistaの辞書は 質が高いことで有名です。
ただし……
- 価格がとても高い
- 多くの学習者には現実的ではない
正直に言うと、 私は使ったことがありません。
理由は単純で、 「そこまでお金を出す必要を感じなかった」からです。
もし、
- 絶対に必要
- お金に余裕がある
という人には意味があるのかもしれませんが、 私自身はおすすめも否定もできません。
👉 もし実際に使っている方がいたら、ぜひ感想を教えてください。
英辞郎(Eijiro)について
英辞郎は、とても良い辞書だと思っています。
良いところ
- 他の辞書には載っていない表現がたくさんある
- 実際に使われている英語が多い
- とても 実用的(実用的!)
- 日本人学習者向けに作られている
気になるところ
- 広告がかなり多く、正直うるさい
- 集中しているときに少し邪魔になる
それでも、 内容の価値は非常に高いです。
私は今でも、 「これは英辞郎じゃないと出てこないな」 と思う場面がよくあります。
Weblioについて(少し辛口です)
Weblioはとても人気がありますし、 無料で使えるのは大きなメリットです。
ただ、個人的には少し気になる点があります。
良いところ
- 無料
- 手軽に調べられる
- 音声がある
気になるところ
- 例文が不自然なことが多い
- 日本語から直訳したような表現が目立つ
- ネイティブが実際に使う英語とはズレることがある
「意味を知る」には便利ですが、 自然な英語を身につけたい人は注意が必要だと感じています。
結局、何を使えばいい?
高いアプリを買わなくても、英語は学べます。 大切なのは、
分からないことを、そのままにしないこと。
そして、
辞書を「答え探し」ではなく、「考える道具」として使うこと。
私自身、今でも辞書を使います。 完璧ではありませんし、なるつもりもありません。
でも、 学ぶこと自体が楽しいから、続けています。
それが一番大事なことだと思っています 🌟
もしおすすめの辞書アプリがあれば、今度レッスンの時に教えてくださいね!