TOEICスコアと『使える英語』—両方を同時に手に入れる
会社はTOEICスコアを求めている。あなたは実際に使える英語を身につけたい。
この2つは矛盾しません。正しいアプローチで取り組めば、同時に達成できます。
TOEICの現実を正直に見る
TOEICが測れるものと、測れないものを整理します。
TOEICで測れること:
- ビジネス場面での読解力
- 職場シナリオでのリスニング力
- 英語を素早く正確に処理する能力
TOEICでは測れないこと:
- 会議で発言する力
- メールや報告書を書く力
- 海外の同僚とやり取りする時の自信
これはTOEICへの批判ではありません。リスニングとリーディングは客観的に採点され、「聞く・読む」力の信頼できる指標です。
ただ、TOEICスコアを「総合的な英語力」と同一視すると問題が起きます。900点でも会話ができない人がいます。650点でも自信を持って話せる人もいます。
両方の差を埋める必要があります。
「もっと勉強する」だけでは伸びない理由
何年も同じスコアで止まっている社会人の方に、よくお会いします。単語を覚えている。模試を解いている。また受験する。でも結果は変わらない。
多くの場合、努力が足りないのではなく、アプローチが合っていないのです。
よくあるパターン:
- 「一般的な英語」を勉強している(テスト特有の戦略を学んでいない)
- ゆっくり丁寧に読む練習をしている(TOEICはスピードが鍵なのに)
- リスニング練習を避けている(一人では勉強しにくいから)
- 弱点を特定するフィードバックがない
TOEICには特有のパターンがあります。そのパターンを学ぶことは「ズル」ではありません。限られた時間をどこに集中するか、戦略的に判断することです。
「スコア+スキル」アプローチ
私が提供するのは、実践力も同時に育つTOEIC対策です。
これは妥協ではありません。実は、スキルは重なる部分が多いのです。
TOEIC対策で実践力が育つ理由:
- ビジネスシナリオのリスニング練習 → 会議で聞き取る耳が育つ
- 速読とスキャニング技術 → 日々のメール処理が速くなる
- TOEICのビジネス語彙 → 実際の職場でも使われる
- 時間プレッシャー下での判断力 → 締め切りに追われる実務に似ている
実践力がTOEICスコアを上げる理由:
- ビジネス文脈を理解していれば、答えを予測しやすい
- 会話で聞いたことのある語彙は、認識が自動的になる
- 毎日英語を読んでいれば、読むスピードが自然と上がる
両方の目的に同時に役立つレッスン設計が鍵です。
800点の壁
多くの日本企業では、TOEIC 800点が「境界線」になっています。それ以下だと「英語を勉強中の人」。それ以上だと「英語を使える人」という見方をされます。
これは必ずしも公平ではありません。750点でも800点超の人より上手にコミュニケーションできる人はいます。でもその認識は存在し、昇進や配属にTOEICを使う会社では、この境界線があなたのキャリアに影響します。
今600〜750点の範囲にいるなら、集中的に取り組むことで思ったより早く800点を超えられることが多いです。700点と800点の差は、英語力の大幅な向上ではなく、戦略の差であることが多いのです。
私の背景:東京ビジネス18年
私は教科書でビジネス英語を学んだだけの英語講師ではありません。
1994年から2012年まで、東京のビジネス環境で働いてきました。18年間、会議、交渉、プレゼンテーション、日常のコミュニケーションを経験しています。日本企業が英語人材に何を求めているか、反対側の立場にいたからこそ理解しています。
TOEIC対策においてこれが重要なのは、「テストで点が取れる英語」と「日本のビジネス文化で実際に機能する英語」を区別できるからです。理想は、両方を身につけることです。
こんな方に向いています
このアプローチが合う方:
- TOEICスコアの目標がある(仕事、昇進、転職のため)
- 実際のコミュニケーション力も伸ばしたい
- レッスン間の練習を継続できる
- 戦略的な指導を求めている(単なる会話練習ではなく)
向いていない場合:
- 試験目標なしで気軽に会話を楽しみたい方
- 大人数での集中講座を求めている方(少人数制・最大6名)
- とにかく安い選択肢を探している方
レッスンの内容
TOEIC対策として:
- 現在のスコア内訳の診断
- 弱点セクションへの集中練習
- パートごとの時間配分戦略
- 模試の実施と詳細なフィードバック
「+スキル」の要素:
- TOEICレベルの語彙を使ったビジネス会話練習
- 実際の職場シナリオのディスカッション
- スピーキングとライティングの練習(TOEICでは測れないが必要なスキル)
- 学んだことの実践的な応用
試験日までの期間と優先順位に応じて、テスト対策と実践スキルのバランスを調整します。
次のステップ
TOEICの目標があり、実践力も欲しい方は、一度お話しましょう。
最新のスコア表(または模試の結果)を無料相談にお持ちください。スコアを止めている1〜2つの要因を特定し、現実的な改善プランをお伝えします。
無理な勧誘は一切ありません。今どこにいて、どこに向かいたいのか、正直な評価をお伝えするだけです。
会社はあなたのTOEICスコアを重視する。あなたは実際に使える英語を求めている。この2つの目標は、戦略的に取り組めば、思った以上に両立できます。