ここ藤枝で「英語が上達したい」と相談されるとき、多くの方がまず口にするのは「もっと一生懸命勉強しないと」という言葉です。

それは通常、長時間の勉強、何度も繰り返すこと、疲れていても続けること。真面目な姿勢に見えます。努力は報われるはずですから。

ところが、語学学習は筋トレとは違います。努力を重ねれば自動的に成果が出るわけではありません。

むしろ、力任せの繰り返しは、燃え尽きて、意欲を失い、数週間後にはほとんど忘れてしまう、最も早い道筋かもしれません。本当の上達は、長時間の苦行から生まれるのではなく、脳が記憶を保存する仕組みを理解し、その流れに逆らわずに学ぶことから生まれます。

過剰学習の落とし穴

私がよく見かける大きな間違いは、研究者が「過剰学習」と呼ぶもの、つまり、すでに覚えた後も繰り返し続けることです。

例えば、reservationという単語を見て、意味も分かる、正しく発音もできる。それなのに「念のため」とあと10回繰り返す。

一見、効果的に見えます。でも、一度正しく思い出せたら、その場でさらに繰り返しても、長期記憶にはほとんど役立ちません。10分後のテストには通用するかもしれませんが、数週間後に覚えている助けにはなりません。

だから多くの学習者が同じ悩みを抱えるのです。「先週は知っていたのに、どこに消えたんだろう」。

努力は本物でした。戦略に問題があっただけです。

復習と思い出すことは違う

もう一つよくある間違いは、復習思い出すことを混同することです。

教科書を読み返す、単語リストを見る、同じ説明を繰り返し見る。これらは心地よく感じます。見覚えがあるから。でも、見覚えは記憶ではありません。

読んで勉強するとき、練習しているのは認識であって再生ではありません。脳に「これ、見たことある」と言わせているだけで、「必要なときに引き出せる」訓練にはなっていません。

本当の記憶は想起の過程で作られます。何も見ずに情報を脳から引き出す行為です。

単語を思い出そうとして成功したとき、特に少し難しく感じたとき、大切なことが起こります。脳がその記憶に結びついた神経回路を強化します。「これは大事だ。保持しよう」と脳に伝えているようなものです。

ある有名な研究では、一度だけ自己テストした学生は、テストなしで二度勉強した学生より、一週間後に約35%多く記憶していました。勉強時間は少ない。結果は良い。

効率を最大化する原則

最初は違和感があるかもしれませんが、シンプルなルールがあります。

見ずに一度思い出せるまで勉強したら、そこで止める。

それだけです。

単語を言える、考えを説明できる、フレーズを正しく使える。一度でもそれができたなら、同じセッション内で繰り返し続けるのは、たいてい効果が薄くなります。新しい内容に進み、脳に定着させる時間を与える方が効果的です。

このやり方は燃え尽きを防ぎ、勉強時間を短く、集中的で、精神的に新鮮な状態に保ちます。

時間配分が力任せに勝る

記憶はランダムに薄れるわけではありません。忘却曲線と呼ばれる予測可能なパターンに従います。

何か新しいことを学んだ後、記憶は急速に低下します。ただし、適切なタイミングでその低下を食い止めれば別です。鍵は「タイミング」です。

忘れる直前に自分でテストすると、その一度の想起が格段に強力になります。記憶の持続期間が2倍、3倍になることもあります。

だから間隔反復システムがこれほど効果的なのです。もっと勉強しろとは言いません。適切なタイミングで勉強しろと言うのです。よく知っている単語はあまり出てこない。忘れそうな単語は、ちょうど良いタイミングで戻ってくる。

当てずっぽうも、無駄な努力も不要です。

干渉とストレスの代償

一生懸命勉強するということは、同じようなものを一度に詰め込むことになりがちです。

似た単語を10個一緒に覚えようとする—果物、動詞、前置詞など—と、干渉という現象が起こります。脳がそれらを区別するのに苦労し、学習が大幅に遅くなります。

その上、ストレスは記憶の敵です。

少しのプレッシャーは集中を助けますが、疲労や不安を感じるまで自分を追い込むと、認知機能が低下します。ストレスが高すぎると、記憶、注意力、意欲すべてが損なわれます。

つまり、「一生懸命勉強する」ことは、学習を遅く、脆くする条件をわざわざ作り出していることになります。

賢く学ぶ

上達への賢い道は、意志の力や苦行ではありません。脳の仕組みに合わせることです。

重視すべきこと:

  • 最初から明瞭な発音
  • できるだけ翻訳を避ける
  • 受動的な復習ではなく、想起ベースの練習
  • 間隔反復に時間配分を任せる

学習が脳の仕組みに沿っていると、勉強が罰のように感じなくなります。短く、挑戦的で、意外と満足感のあるゲームのように感じ始めます。

もし英語の勉強がいつも疲れるだけだったなら、問題はあなたではないかもしれません。

戦略に問題があったのかもしれません。

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ただのがむしゃらな努力はもう終わり。藤枝で、科学に基づいた効率的な学習を始めましょう。

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